左肩

忘れた頃に傷む左肩。
去年から痛みが割とキツくて、鍼やマッサージをやっても痛みが全然ひかないし、カイロプラクティックもイマイチ。
痛みで眠れない時もあった。
肩だけ取り外して寝たいなと呑気な事を思って過ごしてた。

最近じゃ何もしていない状態でもじんわり痛かったりするので、観念してスポーツ整形に行って来た結果・・・

「あー、腱板損傷(不全断裂)してますね。骨の骨も少し変形して来ています。」

って診断されて、インナーマッスルの強化、肩甲骨の使い方を中心にリハビリ開始しなきゃならくなった。
「あのー、サーフィンは・・・。」って恐る恐る聞いてみたら、「そりゃしばらくはダメでしょ!痛めたまま続けてたら治らないでしょ!」って笑顔で怒られ、どうしてもやるならその先は自己責任で!って。
肩甲骨とインナーマッスルを上手く使えてないと、肩の中心を使ってパドリング出来ていない状態になって、本来肩全体を使うべき動きを腕の付け根で回してる事になり、徐々に間接そのものに負担が大きくなって来て腱板や骨が擦れてしまうらしい。

「肩が痛いわー。」
「四十(五十)肩ちゃうか?」
「ほんまやで!」

とか冗談で言い合ってるサーファーの皆さん。
少々の痛みならその内治るでしょって我慢しちゃう皆さん。
サーファーには腱板損傷したまま波乗りを続けてて完全断裂してしまう人も結構いるみたいなので、四十肩だぜ!とか笑い飛ばしてずにちゃんと病院行った方が良いよ。(私、何回笑い飛ばしたか)

四十肩と腱板損傷は別物です!
お間違い無く!

http://kotoseikeigeka.life.coocan.jp/11kenbansonshou.htm
http://www.skincare-univ.com/article/010934/


続・シロちゃん

実家から帰宅。

事故渋滞で迂回したりしている間に猛烈に時間をとられ、火葬の時間に間に合わなかった。
最後の最後に頭をなでなでしたかったな。
私が号泣するのわかってて、シロが会えないタイミングにしたんだと思う事にしよう。

夕方、両親と一緒に骨を拾う事は出来た。
シロが小さくなっちゃった。
母が熱かったね、頑張ったねって頭蓋骨をなでなでしていた。
実際にはもうそこに魂は無いので熱くないのにね。
これ、ペットを飼った事無い人からすると気持ち悪い行動だと思うんだけど、私はすごくわかる。
20年近く一緒に過ごした可愛い可愛い小さな家族は、骨になっても愛おしいもんなのよ。
私、きんぞうが亡くなった時、数ヶ月の間は遺骨を何度も開けて眺めては泣いてたもん。
(それはちょっと思い入れが強過ぎるわ!って母に言われたけど)

「ドアを開けると、ニャーンって声がしないから居なくなったんだなぁって思った。」と、淋しそうにポツリ。
両親はしばらく淋しいんだろうな。

朝、斎場の受付の人に「骨壺を斎場で買うか自分達で適当な入れ物をご用意下さい」と説明を受けたとか。
茶碗蒸しより小さい位のサイズで3,000円、色んな部位が一通り入りそうな3号で4,000円と言われたらしい。
適当な入れ物って言ってもガラス瓶って訳に行かないなぁ、どうしようって相談して。
最後に入る場所だし、ちゃんとした骨壺を買ってあげよう!って決めて斎場に行き、骨拾いの時に出て来てくれたおじさんに骨壺を買いたいんですって言ったら「・・・・。ちょっと待ってて。仮の入れ物をあげるから、よそで探してみなさい。」って。
どうしてそんな事言うのかな?って思いながら仮の入れ物を頂き、その足で「お仏壇の浜屋」さんへ。
店内の骨壺の値段を見てひっくり返りそうになった。
3号でも900円しない。
会員は1割引してもらえる事を考えると、斎場では5倍以上の値段で売ってたのか。
あのおじさんは骨壺の本来の値段を知ってて、高いのを売るは気が引けたのかな。
何にせよ、商売っけのない人だ。親切すぎる。

壺を入れる袋も一緒に買おうとして店員さんに聞いたら、ペットちゃんの場合はこれと言った決まり事は無いので、皆さんお気に入りの布で可愛く包んであげておられますよ!って教えてもらった。

シロちゃんみたいな白猫の物を探して、リボンみたいにしたよ。

小さくなったシロ

線香に火をつけてようやくほっこりしたら、早くルルに会いたくなった。
家に帰って来たら、いつも通りルルが玄関で待っていてくれた。
にゃはーん。

今、私達夫婦が大事に育てている小さな家族。
ルルも先輩猫を見習って長生きするんだぞー。
今日のルルたん


シロちゃん

日が変わった頃、母から実家猫のシロが静かに息を引き取ったと連絡が入った。
享年18歳4ヵ月。老衰。

ある夏の日に父の後ろをひょこひょこ着いて来た日から家族の一員に。
この夏に19歳を迎えたばかりだった。

まだまだ小さく手のかかる乳のみ猫で、母を中心に家族皆で大事に育てた。
野良出身だった彼女はとても気が強く、足先や尻尾に触られる事を極端に嫌い、人に抱っこされたがらない猫だった。
短い野良生活の中で、きっとたくさん怖い経験をして来たんだろう。

喉をゴロゴロ鳴らすのが下手くそで、鼻水を飛ばしながらブヒブヒと喜びを表現する子だった。
そんな彼女も年老いてすっかり温厚になり、晩年は触るだけで嬉しそうにブヒブヒと歓迎してくれたもんだった。
ルルを連れて帰った時は毎回不穏な顔をしていたけれど、それでも姉さん猫として引っ掻いたり噛み付いたりせずおバカなルルさんを見守ってくれてたんだよな。自分がきんぞうにそうしてもらっていた様に。

昼間は普通にご飯を食べ、トイレに行っていたらしく、母も全く異変に気付かなかったらしい。
夜に父が部屋に上がるとシロの様子がおかしかったので母を呼んだそうだ。
母がシロの頭をなでなでしたら、いつもの様に嬉しそうな顔をして、眠る様に静かに静かに息を引き取ったのだとか。
父と母を待っていたかの様に見守られながら静かに。
そして、ちゃんと瞼を閉じてやる事が出来たそうだ。
それを聞いて、少し哀しみがほぐれた。

このブログにも良く登場していた愛猫きんぞうも19歳の時に老衰で亡くなった。
19歳の壁は厚いな。
きんぞうの最後は呼吸困難で亡くなったので、カッと目を見開いて手足に力が入ったまま逝ってしまい、瞼を閉じてやる事が出来なかった。
シロちゃんは最後に苦しまなくて良かったな。

大好きだった母の側で静かに旅立つ事が出来てほんと良かった。
最後のお別れして骨を拾いに行ってくる。

お疲れ様、シロ。
今までありがとう。
天国できんぞうを見つけるんだぞ。

最後に実家に帰った時に撮ったシロちゃん。(9月16日)
今年に入ってから食が細って来て、この夏持たないかもって思ってたらしい。
この頃には10キロオーバーでまんまる白大福だった体が、すっかり普通サイズになっていた。
この写真ではわからないけど、綺麗なオッドアイのお嬢さんだった。
9月16日の白ちゃん