29日土曜日にひょこむのイベント「赤穂パンとSpecialtycoffeeを楽しむ会」 に参加して来た。
初めて会う方ばっかりで緊張気味に行ったんだけど、とても楽しく良い時間を過ごせた。
会場に入ったらすでに珈琲やパンの良い香りがして来て、テンションアップ。
コース仕立てで大好きなあこうぱんと珈琲を頂く、贅沢な会。
コース仕立てにするには、当然ながら提供する為にお世話役が必要。
赤穂パン太郎さん(あこうぱん店主)&珈琲マスターさんを筆頭にお世話して下さった方々、本当にありがとうございました。
まずはグァマテラと1番目の、クロワッサン&板チョコから始まりまして。
これは前菜的な扱いになるのかな。
断面についてとか、色々興味深い話。
クロワッサンって「三日月」って意味らしい。
本来フランスでは、まっすぐなのがバター、三日月はマーガリンって意味があるのだそーです。
(日本で売られているものはそーゆ訳でもないみたい)
で、断面が綺麗に巻いているのが良いクロワッサンなんだって。
バターが多い分、綺麗に巻くのが難しいんだとか。
そーゆーのを知ってるだけでも、クロワッサンを見る目が変わっちゃうなぁ。
続いて、ケニア珈琲でパン3種。
コースで言うメインディッシュ的なもの。
2番目はパンオセーグル&牡蠣のマリネ。
3番目はパンドロデブ&南瓜のバターソテー。
4番目はパンコンプレ&フランボワーズジャム+バター。
ライ麦たっぷりのパンオセーグルは発酵にヨーグルトも入っているんだそーです。
焼きたてよりも、2日目、3日目の方がパン本来の旨みが出て美味しいとか。
パンドロデブって粉と水の量が一緒で、一番最初に練った時はベタベタしているんだけど、生地と水が馴染んで来て最終的にしっとりした生地になるんだそーです。
で、実際食べて見てもすごくしっとりとしてた。これも焼きたてより2日目以降が美味しいんだって。
こうやって聞くと、パンって色んな楽しみ方があるなぁ。
珈琲に関しても、酸味の強いものやさっぱり目のものなど、ひとつひとつに特性があって入れ方によっても味が違うんですよーって事でした。
確かに、上手な人がいれてくれた珈琲は美味しい。
ドボドボーっと入れちゃダメ。ゆっくり、蒸らしながら。
愛情をかけていれてあげるとしっかり珈琲にも伝わるようで。
お次はエチオピアモカイルガチェフェと5番目のパンドカンパーニュ&トマトマリネ。
エルサルバトルオンテシオン珈琲に合わせてパン2種類。
6番目はバゲットカンパーニュ&渋皮栗+マーガリン
7番目はブリオッシュアテート&マスカルポーネチーズ+ぶどう
この最後の組み合わせはコースで言う所のデザート。
マスカルポーネチーズってティラミスのイメージが強いけど、こうやって食べるのも美味しい~。
っちゅー感じで、こんなにパン食べたの?
って感じのコースをペロリン。
珈琲も大きなカップを持って行ってたのに、おかわりとか合わせると7杯位は頂いたのではなかろーか。
最後におまけで米粉のパンも頂きました。
こちらは、持った感じもどっしりでもっちもちした食感。
お腹いっぱいだから持って帰るーと言って皆さんが談笑中に、私はおまけのブラジル珈琲と一緒に最後の最後まで食べ続けたのでした。
パンと珈琲って大好きなので、お腹いっぱいでもまだまだ入る感じ。
はぁぁぁ。至福の時間。
始終、パンと珈琲を見てにやにや。
焼き立てパンが大好きで高校に入って初めてのバイトが「パン屋さん」だった私。
この時間が幸せじゃなくて、いったい何だと言うのでしょーか。
あこうぱんさんでは天然酵母の事を愛情を込めて「ピエール君」と呼んでいるそうです。
あこうぱんさんに行ったら、次から私も心の中で(ピエール君のパンだ)と思うんだろうなぁ。
と言う位に満足した土曜日の午後でした。
窓の外で吹き荒れる、西寄りの風が気になったけど。
こっちの方が大事。むふふー。