2日目のルル

1階のリビングに布団を敷いて一緒に寝たんだけど、まぁ夜中の間に
何度となく顔によじ登って来て唇をチュパチュパ。
そこ、乳首ちゃいますから!
一定時間ごとに起こされながら、布団の中で一緒に寝た。
ずっとモゾモゾしてた感じで、トイレかしら?!って心配になっては
猫砂にぶっこむ。とにかく私、寝不足。

今朝、自分の足で猫砂に向かい、ひとりでおしっこが出来た。賢い!

足がどっぷりまったり、顔をつけてブヒッ!ってなってた水を少しづつ上手に
飲めるようになって来た。まだまだはまるけど。
水が飲める様になったよ
うんち、自分で出来るかなぁ。
お尻の刺激はしてあげないきゃダメだろうなぁ。

さすがに昨日は緊張していたのか、夜中に動き回っていたからか、今日は朝から寝る。
良く寝る

遊んでる途中でも突如アホ顔して寝る。
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しかーし。膝からおろしてベッドに入れようとすると起きる。
何度も何度もチャレンジして、やっとベッドでの寝かしつけ成功。
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とにかく寝る。
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ここまで来ると、何をしても起きそうにない。
そーっと猫のモロモロを買い出しに出かけた。
小さいから危なっかしいので、ゲージもいるなー。
って、買い物してたらすぐに2時間位経過。

あー、早く帰ってやらなくちゃ!って慌てて戻ったらまだまだ寝てた。
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私に気がついて、のびーっ。
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おはよ。ルル。

起きたらよじ登る。
起きたらよじ登る

これの繰り返しでございます。デレデレ。

あ、夜になってから自分で猫砂の上にうんこ出来たよ。
ぽよよーんとしてて明らかに鈍臭そうだけど、意外と賢いよ!

ルルのぽよよん具合が伝わる動画。


突然の新入り

トレーニングして、スーパー寄った帰り道。
もう外は真っ暗け。

どこからともなく「ミャー、ミャー」って聞こえる。
見渡しても猫の姿は無い。
でもすごく近い所から聞こえた。

呼んでももう鳴かない。
絶対に絶対に近い。
どこだ。

すぐ側の草をかき分けたら、溝の中にぽつーんと子猫の光る目が。
草の中から・・・

ちっこーーーい。
もちろん呼んでも来ない。
それどころか、こっち見てシャーシャー言ってる。
これは溝に手を入れたら引っ掻かれる可能性大。
すんなり触れそうに無いぞ。どうしよう。

買い物袋の中にあった明日の菓子パン(かずおくん用)をちょっとお借りしまして。
ちぎって近くに置いたら顔をひょっこり出したので、わしっと捕まえて抱っこしたら
引っ掻くどころかピーピー言って甘えて来た。

まだ手の平に乗る位。
あまりに小さいはぐれ猫なので、速攻でかずおくんに電話。

私「かくかくじかじかで連れて帰って良いですか。」
かずおくん「う、うん。急やな。」

で、そのまま飼うことに決めて病院へ。

腹ぺこっぽいんだけど、もう19時過ぎてるし子猫フードを買い物するより病院が先。
ダッシュで帰ってきんぞうがお世話になってた病院へ。

猫バッグとか全部実家に持ってっちゃったので、とりあえず段ボール入り。
捨て猫みたいになってゴメンな。
段ボールに入れて

生まれてから約一ヶ月位の女の子で360g。
便秘だったのでひねり出してもらったけど、おおむね健康との事。
ママ猫とはぐれたっぽいので、まだまだつい最近まで母乳を飲んでたはずだけど哺乳瓶とミルクなのかな?
先生が、乳歯が生えて来ているから離乳食を与えてみようと差し出すとワシワシ食べた。
よし、離乳させて大丈夫!って先生が教えてくれたので、様子を見ながら離乳食+水を一日数回に分けてあげる事になった。

のみは居なさそうだったんだけど、のみ取りの薬をつけてもらったのでシャンプーは2、3日我慢してねって言われてしまい、野良臭を漂わせたまま連れて帰った。
途中のドラッグストアで臭い撮りスプレーや離乳食や猫砂を買ったので、とりあえずスプレーで軽く拭いて、お尻周りだけ洗ってごはんタイム。
ワシワシ食べた。
私を危害を与える相手じゃないと理解したのか、よじ上って来る様にもなった。

ずんずんと
うおぉぉ、甘えん坊で超可愛い。何これ。
野良出身になる手前だったみたいで、人を怖がらない。

はぁはぁ。

寝かせようとしても人肌にくっつきたいみたいなので、懐に入れたらコテンと寝た。
晩ご飯作らなきゃならないので、この後フードに入れてたけどぐーぐー寝てた。懐

そうこうしてたらかずおくん帰宅。
なんだかんだでかずおくんもいっぱい可愛がってくれるの知ってる。

ご飯中はカンガルー抱っこのまま寝かせ、食後はかずおくんに遊んで
もらった後、心音を聞きながらスヤスヤ。良く眠るな。
心音を聞きながらスヤスヤ

きんぞうが亡くなった時、悲し過ぎてもう猫は飼えないなと思ってたんだけど、
ここ最近猫を飼いたい気持ちが強くなって来てて、里親募集サイトを眺めながらも
やっぱりなー、、、捨て猫が私の目の前に現れる様な運命的な事があれば飼おう!と思っていたのでした。

運命の日、突然やって来たわ。はっはっはー。

かずおくんと何て名前にするか結構悩んだ末、相談して決めました。

どーも、ルルです。
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嬉しい事

昨日はきんぞうくんの月命日でした。
またまた新しい菊を買いました。

花屋さん曰く、仏さんのお花はやっぱり菊が長く
綺麗に咲いてるよ、夏場は特に。って事で。

あまり好みではないけど、小菊色々。
・・・ってこれが嬉しい事なのではありません。

友達からの嬉しい報告。
と。

明日のSさんカップルの披露パーティー。
(承諾もらってないので、名前出して良いかわからん)
サーフィンの大先輩です。

明日は多分、またまたたくさんの幸せと笑顔を貰う事に
なるんだろーと思うと。
それだけで、もう楽しい気分になって来た。
どんな格好して行こうかなーっと。


法要

この間の日曜日は、きんぞうくんの四十九日法要だった。

・・・と言っても。
本当の満中陰は26日。

まだそれまではお家で毎日供養だけど。
月に一回、火葬場にお坊さんが来てお経を唱える日があって
前倒しで合同法要に参加して来ましたよ。

お経をあげてもらって、何かまた少し「きんぞうの死」
に対して、前向きになれた気がしましたよ。
泣く回数も近頃グッと減ったし。
(たまに泣スイッチは起動するけど)

この日は遺骨に何か特別なお供えをしてあげたいなーと思って、パン焼いた。
きんぞうパン。

私が好きなもの、全部好きだったから。
焼き立てパンやスイーツの好きな猫だったのです。
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このクソ暑い時に、チョコをあしらったパンを焼くなんて
どーかしてんぞ、私。
って位に毎朝チョコがやわやわになってます。

周りのパンは中にカマンベールチーズを入れたパン。
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自分で言うのも何ですが、超美味しく焼けた。
中からトローンと出て来るチーズがこれまた美味い。
今回、しっかりとしっかり生地をこねたから、きんぞうパンのおかげだと思う。

少し前に焼いたメロンパンは、クッキー部分は良かったんだけど
パンの味がちょっと薄くて、私的には失敗でした。
しょぼーん。
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ストレス溜まってる時とか、肩が凝っている時とか
手ごねパン焼くと良いよ。

パン生地をバシバシ叩きつけてると心も体も結構スッキリします。


幸せ者

先週末はゆみが子供を連れて線香をあげに来てくれ、一昨日はかーちゃんが花やスイーツを持ってお線香をあげに来てくれました。

私を気遣って元気づけに来てくれたのもあるけど、いやはや、なんて言うか。
お花やお供え物貰って、線香まであげてもらえるとは、何て幸せな猫ちゃんなんでしょーーー。
と改めて感謝感謝ですよ。

私にとっちゃ甘えんぼの子供みたいな存在だったけど。

きんぞうだけじゃなく、私に対しても色々気遣ってくれた方々には本当に感謝感謝。
私もそんな気遣いの出来る大人にならねばと思いました。

もう泣き暮らしていません。

まだ、きんぞうが「ニャーン」って甘えながらひょっこり現れそうな錯覚に陥りますが、頭で理解して感情が置いて行かれてた頃に比べたら、すっかり気持ちが落ち着きました。
どんなに泣いても帰って来てはくれないから、きちんと送り出す気持ちに切り替わりました。

今は、写真見てきんぞうとの思い出を噛みしめている所かなぁ。
写真や遺骨をなでなでして、しんみりはしてるけど。
仕事もしなきゃいけないし。
ずっと落ちてばかりもいらんない。

今日から光回線になって速度も快適になったし。
(申し込んでからかなり長くかかった)

きんぞうが亡くなってからの数日間、理解してお休みを下さった取引先の方々にも感謝。感謝。
良い仕事で恩返ししなくちゃ。

先月ひいた風邪で、またもや気管支炎になってます。
ここ数年、風邪をひくと必ず咳だけが残り、病院に行くと必ず気管支炎だと言われてしまう。
肺のレントゲンを撮っても綺麗。音も綺麗。
何でだろなー。

何か完全に書くタイミングを失ってしまったけどきんぞうが亡くなる前のプラスエスの大会でかずおくんはオープン、スペシャル共にギリギリファイナリストの4位でした。
全然海に行けてない割には、頑張った。
・・・・と支部予選の時も書いたっけ。

んで、全然海に行けてないまま来週はかずおくんが全日本選手権に出るので、茨城行きです。
私は応援団でついて行きます。
小さなきんぞうも連れて行くんだー。
(分骨袋に牙を入れてるのです)


お見送り

10日の午後、母と一緒にお見送りの儀式へ行って来ました。

母が来てくれるまでの時間。
この時間が一番きつかった。

きんぞうの死を受け入れられなくて、
吐きそうになる程泣いて、のたうちまわってぽかーんとした後。
冷たくなった体を最後にもう一度綺麗にしてやり、お花をたくさん買いに行きました。

最後、息が止まる時に苦しんで痙攣したので、目がカッと見開いたまま硬直してしまい目を閉じてやれなかった事が残念。
ビー玉見たいな自慢の目だったので最後まで見て欲しかったのかなぁ。なんて。

火葬前の儀式は、人間と同じで喉が乾かない様に、口にお水をつけてやるんですよ。
たくさんのお花や、好きだった餌を持って行くんですよ。
見たくない方も居るかと思うので、小さな写真で。
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手を合わせ最後のお別れをして、火葬へ見送り火葬後には骨拾いをしました。
小さな小さな骨。
大きな病気をした事がなかったので、骨は白くて綺麗でした。

お焼香を済ませ、初七日の儀式までそこでやってくれたので
返骨された遺骨を家に連れて帰って、四十九日まで供養です。

葬儀の翌日、友達一家が泊まりに来る約束があり、頭が真っ白なので断わろうかと思っていたけれど、かずおくんが珍しく強い口調で「絶対に来てもらえ」と言うので、予定通り来てもらいました。(私を家で1人にしておきたくなかった様子)

その友達、久しぶりに会う事になっていて私も前からすごく楽しみにしていたし、
それより何よりその友達、きんぞうのお母ちゃんを飼っていて、きんぞうの幼少期のママ。
私に突然泣きスイッチが入ってもびっくりしない心の許せる友達なので、結果来てもらって良かった。

ゆみ一家もお花や美味しいプリン(きんぞうに)を持ってやって来てくれ、夜には更に友達いっぱいいっぱいになり少し元気になりました。
人が大好きな猫だったので、きんぞうもたくさんの人に弔ってもらえて喜んでいたと思います。

おじいちゃんなりの元気な姿に会って欲しかったけど、きんぞうは昔のママにも見送ってもらえる日に息を引き取ったんじゃないだろーかと。
私があまりに落ちているので、かずおくんはずっと気にかけて側に居て支えになってくれています。

この人と一緒に看取る事が出来て良かった。
きんぞうは、きっと2ヶ月間の新居生活の間に「かずおに任せても、本当に大丈夫か」
見定めていてくれたのかもしれない。
もう僕が居なくても、大丈夫だよねって見届けてから旅立った様なタイミング。
最後の最後まで、賢い飼い猫ちゃんでした。

少しづつ、死を受け止められるようになって来ました。
まだまだ涙腺ゆるゆるですけど。

きんぞうの写真をずーっと見ていて。
長い間いっぱい癒してくれたなぁとしみじみ。
大きな病気もせず、ちゃんと寿命をまっとうしてまさに大往生だった猫ちゃんに対して、帰って来てと思うのは間違っている。
こんなに私に愛情をくれてたじゃないか。

・・・と言う事が、理解出来る様になりました。

自分がどんなに溺愛していたかを思い知らされたのは遺骨までもが全て愛おしい事。

送る側の私がしっかりしないと、四十九日経ってもきんぞうが行くべき場所に行けないかもしれない。
最後の最後まで、いっぱい愛情を与えてくれた素敵な素敵な猫ちゃんでした。
きんぞう、長い間ありがとう。
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きんぞうが旅立ちました

8月10日 2時40分頃
愛猫のきんぞうくんが19歳4ヶ月28日の
猫にとっては長い長い生涯を終えました。

かずおくんと一緒に看取ってやる事が出来ました。

昨日の朝に胸水を抜いたけれど
夕方には足腰が立たなくなってしまいました。
再度病院に連れて行く前に、私の顔を一生懸命見て
大きな音で喉をゴロゴロ鳴らしたのが、きんぞうくんの
最後の私への目一杯の愛情表現だったんだと思います。

かずおくんが帰って来るのを待っていたかの様に
夜に容体が急変しました。
もう心臓がこれ以上頑張れないって悲鳴をあげていました。
夜中に獣医さんと電話でお話して、悩んだ結果
お家で静かに看取ってあげる事にしました。

最後は苦しそうで見てられなかったけど、
きんぞうなりに目一杯頑張って、
私達の手に顔を乗せたり
前足を伸ばして来たり
うつろな目でじっとこちらの顔を見たりして
最後の最後まで、甘えん坊のきんぞうらしく
旅立って行きました。

自力で動けなくなってから10時間位。
呼吸困難に陥って3時間弱。
苦しい時間が少しでも短かったのが、救いでした。
今も横に居ます。
いつもみたいにグーグー寝ている様に感じます。

でも触ったら、とっても冷たい。

これが現実。

午後に親が来てくれるので、一緒にお別れの儀式に
行って来ます。
お花いっぱい買って来て、好きだった餌やおもちゃを
一緒に持って行ってもらおうと思います。

きんぞうくんと遊んでくれた皆さん、
ここでの写真を楽しみにしてくれていた皆さん、
きんぞうの容体を気にかけていてくれた皆さん、
最後の最後まで気にかけてくれた獣医さん、
ありがとうございました。

体調が悪くなる前日に、何気なく撮った写真。
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この姿が、最後に撮った元気な姿でした。