好きの原動力

私が何かを決める時に「好き」を優先している事が多い。

初めて自分のやった事に対して報酬と言う形で金銭を頂いたのは、母の知り合いに頼まれてピアノ教室のポスターを数枚描いた時だった。
たぶん、あれは中学生の時。
「好きな絵を描いてお金を頂けるなんて、何て凄い事だ!!!」と衝撃を受けたのを覚えている。

その次が、父の会社で某キャラクターを使ったステッカーのレイアウトを3パターン作ると言う作業。
正しくはアルバイトしてって言われた訳ではなく、父がちょっとこれやってみてって言って来たのを手伝った。
時代が時代だったので、全部手書きで仕上げて渡した。
確か仕上げは器用な母が手伝ってくれた。(母は当時テキスタイルトレースの仕事をしていた)
後から、ちゃんと仕事になったらお金くれるって言ってると父から言われて「うわ、お金もらえんの?!」と思った。

その後、飲食店でいくつかバイトしたのだけど、パンが好きなのでパン屋さん、寿司も好きだったので寿司屋さん、お好み焼き大好きなので、お好み焼き屋さん。
全部「その食べ物が好きだから」って理由だった。
あまりに単純過ぎる理由。

今でも仕事楽しいって思いながら働けているのは好きな仕事が出来ているからだと思う。好きが勝ってると少々の嫌な事はかすんで見える。

大好きなかずおくんとルルが楽しく健康に毎日を送ってくれてたら、もうそれだけで幸せな毎日だよな。

「好き」大事。