トレーニングして、スーパー寄った帰り道。
もう外は真っ暗け。
どこからともなく「ミャー、ミャー」って聞こえる。
見渡しても猫の姿は無い。
でもすごく近い所から聞こえた。
呼んでももう鳴かない。
絶対に絶対に近い。
どこだ。
すぐ側の草をかき分けたら、溝の中にぽつーんと子猫の光る目が。
ちっこーーーい。
もちろん呼んでも来ない。
それどころか、こっち見てシャーシャー言ってる。
これは溝に手を入れたら引っ掻かれる可能性大。
すんなり触れそうに無いぞ。どうしよう。
買い物袋の中にあった明日の菓子パン(かずおくん用)をちょっとお借りしまして。
ちぎって近くに置いたら顔をひょっこり出したので、わしっと捕まえて抱っこしたら
引っ掻くどころかピーピー言って甘えて来た。
まだ手の平に乗る位。
あまりに小さいはぐれ猫なので、速攻でかずおくんに電話。
私「かくかくじかじかで連れて帰って良いですか。」
かずおくん「う、うん。急やな。」
で、そのまま飼うことに決めて病院へ。
腹ぺこっぽいんだけど、もう19時過ぎてるし子猫フードを買い物するより病院が先。
ダッシュで帰ってきんぞうがお世話になってた病院へ。
猫バッグとか全部実家に持ってっちゃったので、とりあえず段ボール入り。
捨て猫みたいになってゴメンな。
生まれてから約一ヶ月位の女の子で360g。
便秘だったのでひねり出してもらったけど、おおむね健康との事。
ママ猫とはぐれたっぽいので、まだまだつい最近まで母乳を飲んでたはずだけど哺乳瓶とミルクなのかな?
先生が、乳歯が生えて来ているから離乳食を与えてみようと差し出すとワシワシ食べた。
よし、離乳させて大丈夫!って先生が教えてくれたので、様子を見ながら離乳食+水を一日数回に分けてあげる事になった。
のみは居なさそうだったんだけど、のみ取りの薬をつけてもらったのでシャンプーは2、3日我慢してねって言われてしまい、野良臭を漂わせたまま連れて帰った。
途中のドラッグストアで臭い撮りスプレーや離乳食や猫砂を買ったので、とりあえずスプレーで軽く拭いて、お尻周りだけ洗ってごはんタイム。
ワシワシ食べた。
私を危害を与える相手じゃないと理解したのか、よじ上って来る様にもなった。
うおぉぉ、甘えん坊で超可愛い。何これ。
野良出身になる手前だったみたいで、人を怖がらない。
はぁはぁ。
寝かせようとしても人肌にくっつきたいみたいなので、懐に入れたらコテンと寝た。
晩ご飯作らなきゃならないので、この後フードに入れてたけどぐーぐー寝てた。
そうこうしてたらかずおくん帰宅。
なんだかんだでかずおくんもいっぱい可愛がってくれるの知ってる。
ご飯中はカンガルー抱っこのまま寝かせ、食後はかずおくんに遊んで
もらった後、心音を聞きながらスヤスヤ。良く眠るな。
きんぞうが亡くなった時、悲し過ぎてもう猫は飼えないなと思ってたんだけど、
ここ最近猫を飼いたい気持ちが強くなって来てて、里親募集サイトを眺めながらも
やっぱりなー、、、捨て猫が私の目の前に現れる様な運命的な事があれば飼おう!と思っていたのでした。
運命の日、突然やって来たわ。はっはっはー。
かずおくんと何て名前にするか結構悩んだ末、相談して決めました。
どーも、ルルです。