5月30-31日に高知県生見海岸で開催された「Billabong Surfing Games-15 AAAグレード東洋町西日本サーフィン選手権」にジャッジとして参加して来ました。
http://www.billabong.com/jp/blog-post/4196/billabong-surfing-games-shikoku#
ちなみにAAAグレードと言うのはNSA(日本サーフィン連盟)主催大会またはNSA公認大会で2015年度から新設されたグレードで規模が総エントリー数200名以上の大会。(他にもAAAグレードを取得する為の細かい規定が色々ある)
グレードが高い程、ランキングに関係するポイント付加が大きいので、ランキング上位を目指す選手達にとっては、最高グレードとなるAAAの大会は大事なのであります。
ポイントやランキングを詳しく知りたい方はNSAランキングページをご覧ください。
5月30日(土) 大会1日目
大会開始前の海。
ジャッジミーティングの時にコンピューター入力だと告げられる。
き、き、き、緊張。
本部テント周りはこんな感じ。
開会式は7時40分から始まった。
開会式の挨拶でN.S.A公認の大会で全員がA級ジャッジを揃えるのは初めてだと話してた。(ジャッジにはA〜Dまでの級がある)
もうね、この時点で緊張感が半端無くて胃がキリキリ。
そうそうたる先輩ジャッジメンバーの中で一番経験値が低いであろう私、勉強させてもらいながら頑張る所存。
開会式直前にボス(PLUS-Sオーナー南野氏)が撮ってくれた写真。
まだ元気がある時間帯のボス&私とジャッジの皆様。
一日目はピーカン。
波のサイズは胸〜肩位。
今日の予定はマキシマム8本の1ヒート15分×36ヒート。
天気が良すぎてゼッケンの色が見分けられない。
降り注ぐ太陽で汗がダラダラ。
スポッターさんからのアナウンスが無ければ、本当に色がわからない。
特に緑と青のゼッケンが見分け辛い。
良い波だしそこそこ波数もあったので、大会としては最高のコンディション。
1ヒート内でマキシマムウェーブを全て乗る選手も多数。
特にプロアマのヒートはライディング距離も長く、セットが来たら1本目、2本目、3本目の波に左右別れてライディングが始まり、同時間に4人が乗っている時もあった。
ジャッジとしては息つく暇が無い緊張感がずっと続く。
コンピューター入力が更に緊張感を増長し、吐きそうな状態はずーっと続いた。
一日目の全スケジュールが終わったのが6時過ぎ頃。
ホテルの部屋に入ったのが6時半頃。
1時間だけでも海に入りたかったけど、疲れ果て過ぎて無理だった。
後、休憩時間に写真撮る余裕が無かったので、写真が全然無い。
大会初日のライディングはBillabongのWebサイトでどぞ。
日焼けでの疲れとか前日の睡眠不足とかもあって、白浜で開催されている八代亜紀のライブイベントを見に行く元気はどこにも無く、あっという間に寝落ちしてしまった。残念。
5月31日(日) 大会2日目
役員は5時半集合。
今日は大会スタートそのものが早い。
昨日より少しサイズダウン。
でも大会するには十分。
本日は30ヒート+表彰式。
プロアマのファイナルヒートだけ20分。
心配していた雨もほとんど降らず。
この日は曇り空で、ゼッケンの色が朝からしっかりわかった。
2日目はBポイントだったので、トイレに行きたくならない様に水分を極力減らした。
昨日みたいなピーカンだったら、水をガブガブ飲んで、休憩時間ごとに遠いトイレにダッシュしてただろうな。
順調にヒートが進み、4時過ぎには表彰式も終了。
もろもろの片付けも済ませ、大会は無事に終わった。
今回、兵庫支部からのジャッジとして参加させてもらったんだけど、まずは推薦してくれたボス、貴重な機会を与えてくれてありがとうございました。
そして、大会運営の皆様、徳島支部の皆様、一緒のジャッジチームで指導頂いた先輩ジャッジの皆様、Billabongの方々、選手&応援に来ていた皆様、ありがとうございました。
大会運営の間中、完全に放ったらかしで、どこで何やってんのか知りません状態になってしまうのに、毎回文句も言わずに一緒に付き合ってくれるかずおくんにも感謝。
兵庫支部の選手達が結構頑張っていたのが個人的に胸熱だった。
クッタクタになったけど、すごく勉強になったし刺激を受けた2日間だったなー。
もっともっと見る目を養わなければ。
今回の大会で、若い女の子達のレベルの高さに驚いた。
※この写真は大会の合間に「頑張れー!」って何度か声がけしてくれたり、熱でのぼせ上がっていた私にアイスクリームを分け与えてくれたあーみさん(北川成美プロ)のブログよりお借りしました。
あーみさん(北川成美プロ)のブログで北川塾生のヒート中のライディング写真や表彰の様子など、熱いレポートが見れるよ。